逆流性食道炎の対処法 〜生活習慣からアプローチ〜
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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
前回、逆流性食道炎の症状等についてお話ししました。
では、次にどのように対処するべきなのでしょうか?
一般に病院にかかり、逆流性食道炎の診断となると、薬が処方されます。
逆流性食道炎の治療は、主に胃液(胃酸)の分泌を抑えて食道への逆流による炎症や傷害を抑えることにより自覚症状を消失させることを目的とします。
そして、その胃液(胃酸)の分泌を抑える目的で処方されるのが、いわゆる酸分泌抑制薬のプロトンポンプ阻害薬(PPIと言われます)、またはヒスタミン受容体拮抗薬(H2ブロッカーとも言われます)などとなります。
あの有名な「ガスター10」は、ヒスタミン受容体拮抗薬という部類に入る薬です。
そして、治療により軽快しても、逆流性食道炎が厄介なのは、その再発率です。
薬を中止後には、1ヶ月で60%程度が再発し、半年で90%近くが再発するというデータがあります(Carlsson R. et al : Aliment. Pharmacol. Ther. 11,473-482,1997)。
では、薬を長く飲み続ければいいのか?
ここで一つ。
生活習慣から見直してみませんか?
具体的には、逆流性食道炎を防ぐための生活習慣としては以下のものがあるとされてます。
みなさん試してみませんか?
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