高血圧のガイドラインがそろそろ変わりそうですね。
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
日本の高血圧のガイドラインもそろそろ変わりそうです。
先日の日本高血圧学会で様々な発表があり、その中で報告されています。
そして、高血圧の診断基準、つまりいくつからが高血圧となるかについて、どうなるのかが注目でした。
この「高血圧と診断する」基準については、昨年の11月にアメリカのガイドラインが発表され、従来は今の日本と同じ140/90mmHgだったのが、130/80mmHgに引き下げられました。
これにより、アメリカでは高血圧の人が2000万人増えるということになったそうです。
そして、もう一つの大きなガイドラインであるヨーロッパのガイドラインが先日発表されました。
アメリカに歩調を合わせて、高血圧の基準を下げるのかと思いきや、140/90mmHgという基準は変えてきませんでした。でも、治療による副作用がなければ、目標は130/80mmHgとしています。可能であれば、低いほうがいいということになります。
さて、これを受けて我々日本のガイドラインがどうなるのか?
次回は、学会の報告で見えてきた来年にも発表されるであろう日本のガイドラインを分かってきた範囲で示し、先取りするための生活習慣を考えます。
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