こんにちは。

船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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今日は以前お話しに出た、葉酸と動脈硬化について。

 

なんと、葉酸は動脈硬化を予防する可能性があるとのこと！

 

どういうことでしょう？

 

じつは、葉酸が欠乏すると、血液中のホモシステインという物質が多くなります。

このホモシステイン、誰にでも体にあるアミノ酸の一つなのですが、

それが多いと動脈硬化が進むといわれております。

 

なぜ進むかについては、現在も諸説あるようですが、

ホモシステインそれ自体が直接血管内皮を傷害する

とか、

ホモシステインが活性酸素を発生させてその結果動脈硬化が進む

とか、、、、

 

そして、このホモシステインを代謝する（低下させる）には葉酸が必要です。

 

そのほかにも

ビタミンB6

ビタミンB12

 

これらも大切です。

 

葉酸もビタミンBの仲間でしたから、

ビタミンB群は、どれか一つというわけではなく、

複合的に（色々なビタミンBを）摂る必要があると言われている典型例ですね。

 

ちなみに、

葉酸の推奨量は240μg/dayとのこと。

 

 

そして、

特に妊娠1か月前から妊娠3か月までは、

厚生労働省では、食品からの摂取に加えて、

サプリメントから一日400μgの葉酸の補給を勧めているようです。

 

食事で取れないの？

なぜサプリメント？

 

さてなぜでしょう。。。では次回に。