第202回:水溶性食物繊維、だーいすき。
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
水溶性食物繊維はそのほかにも素晴らしい報告があります。
実は、多くの水溶性食物繊維においてコレステロールの上昇を抑え、肥満も抑制することも同時に報告されており、心筋梗塞や糖尿病、コレステロール異常などの生活習慣病の予防には欠かすことができないものとして科学的に証明されているものなのです。
我々日本人は、前述の通りインスリンの分泌が欧米人と比較しその半分程度しかなく、食後の高血糖を来たしやすい民族でした。
ですから、食後の高血糖を来たしにくいと科学的に証明されている水溶性食物繊維の摂取は決して忘れてはいけない大切な習慣とすべきことであると考えます。
そして、その摂取は必ず食事の前半に行うべきです。
現在ではすっかり有名となった「食べる順ダイエット」です。
これは、食事の前半に食物繊維を取ることによりその後摂取した炭水化物による血糖の上昇を穏やかにし、その結果高インスリン血症を回避し、インスリンによる中性脂肪の合成を少なくすることからダイエットにつながるというものでした。
様々な研究でも食事の最初に食物繊維を取ることにより血糖の上昇を抑えることができることは化学的に証明されており、ぜひ実践すべきことです。
すごいぜ、水溶性食物繊維!
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