第254回:脂肪をうまく燃焼しよう
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
以前、糖質を効率よく利用するためのコツをお話ししました。
そして、今日は、脂肪をうまく燃焼させるための体づくりについてです。
人は本来、脂肪を主要なエネルギーとする生き物なのです。
ですから、そのエネルギーシステムをうまく回すことは、特に糖質を制限するときにはとても大事です。
では、脂肪はそもそもどのように体の中で燃料として動員されるのでしょう?
というのも、、、
脂肪は、体の中で血糖値が低くなると、ホルモンによる作用で脂肪から脂肪酸と言われる物質が分解されます。
そして、その脂肪酸が血中をめぐり、身体中にエネルギーとして分配されるわけです。
体の様々な場所に入ったこの脂肪酸は、エネルギーとなるために細胞の中にあるミトコンドリアというエネルギー産生工場に入っていくことになります。
しかし、ここで大きな問題があります。
実は、脂肪酸はこの時、自力でミトコンドリアの中に入っていくことはできないのです。
自力ではエネルギー工場に入っていけない。
誰かの助けが必要。。。
この助けがポイントになります。
次回はそのことを考えます。
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