第317回:果糖ブドウ糖液糖の恐ろしさ
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
さて、
本日は、こんなデータを発見。
ここ数日、果糖は良くないということを考えましたが、
そんななかで、ハーバード大学の研究チームが、果糖の健康への影響を研究し発表しました。
そもそも、ジュースやコーラなどに含まれているのが果糖ブドウ糖液糖。
これが甘味料としては工業的に安定で安価。
しかも甘い。
ということで多くの食品に使われております。。。
しかし、この果糖ブドウ糖液はここ数日も書いたように肥満の原因となる。
そのメカニズムは昨日まで考えたのでそこを参考にしていただければと思いますが、
その研究では、近年の複数の研究をまとめました。
これによると、、、
そのような清涼飲料水を一日に1-2回摂取した人では、摂取しなかった人に比べて、
糖尿病のリスクが26%増加
心血管疾患のリスクが35%増加
脳卒中のリスクが16%増加
ということが明らかなになったとのこと。
これは、すごい増加です!
やはり、これまでも考えたように果糖は体によくないということをデータは裏付けていると思います。
トランス脂肪酸をはじめ加工食品にはこのような多くの有害な物質が含まれていることもあるということは知識として持つことが大切ですね。
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