第332回:コーヒーと血糖値❸
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、コーヒーのカフェインは決して血糖値のコントロールには良いものではないということでしたね。
しかし、最近の研究で、コーヒーは長期的にみて糖尿病のリスクを減らしてくれることがわかってきているのです。
というのもこれまで世界中で、
「コーヒーを1日4から6杯飲むと、糖尿病のリスクが28%下がる」
とか、
「コーヒーを1日3から4杯飲むと、糖尿病のリスクが24%下がる」
といった報告がされているのです。
これは、コーヒーに含まれる抗酸化物質であるポリフェノールなどが影響していると言われています。
つまり、全てが解明されているわけではないのですが、これらの作用がカフェインの悪影響以上に糖尿病の好影響を及ぼすということでしょう。
では、毎日コーヒー始めましょうか?
でもちょっと待ってください。。。
それならカフェイン抜きのコーヒーの方が血糖値にとっては良いのではないか?という疑問が湧きます。
明日はそこを考えます。
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