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第356回:手首?二の腕?、、、血圧ってそもそも、、、

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第356回:手首?二の腕?、、、血圧ってそもそも、、、

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


血圧計は、手首で測るタイプと二の腕で測るタイプのどちらを選ぶべきか?

 

これを考える前に、一つ考えるべきことがあります。

 

それは、、、

そもそも血圧って何?

ということです。

 

別に、血圧の医学的であったり科学的?であったりという難しい内容ではありません。

 

高血圧治療のガイドラインには、「この数値以上は高血圧です」という診断基準があります。

そして、その血圧の値って一体どのようにして測ったものかというと、、、

 

それは、まさしく「二の腕で計測した結果」なのです。

 

であるならば、答えは簡単。

「二の腕で測るタイプを買いましょう」ということになりますね。

 

でもちょっと待ってください!

 

これだけ技術が進歩した現代において、手首で測るタイプの血圧計も二の腕で測るタイプ同様に正確に同じ値を測ることができたなら、それはそれでいいじゃないか?

って思いません?

正確に結果を出せるなら、手首で測るタイプは一般に小型のものが多く、持ち運び等も便利ですし、扱いやすい。

手首式でもいいんじゃないの?って思います。

 

でも、それでも二の腕で測るタイプの方がいいという研究結果がしっかりあります。

明日はそれをお話しし、このシリーズの結論です。

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