第439回:空腹も悪くはない
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
オートファジーをうまく活用することにより、ガンや認知症・糖尿病・動脈硬化などの予防や老化の予防などにも効果を発揮できると考えられているということを昨日はお話ししました。
ですから、オートファジーをうまく活用したい!と思うのは自然なことですね。
では、オートファジーが元気になるにはどうすれば良いのか?
その答えはズバリ、、、
「空腹」
です。
栄養的に飢餓状態となることによりオートファジーが元気に活動するということがわかっています。
では、どのくらい空腹になればオートファジーは元気になるのでしょう?
様々な文献よると、およそ「16時間」ぐらい何も食べないとオートファジーは元気になるようです。
「16時間!!長すぎる!」
って思いました?
でも睡眠時間も入れることを考えると、そこまで長いものではないのではないでしょうか?
でも確かに一日3食では実現不可能かもしれませんね。
そこで朝食について再考です。
以前、ヒトは朝、自分自身で血糖を上げることができる生き物であることはお話ししました。
ですから、朝食は必ずしも必要ないのではないか?ということ。
というわけで、私は朝食を無しにしてみました。
すると、前日の夜8時までに夕食を済ませ、翌日の昼12時まで食べない。。。。
すると16時間達成です。
ここでやっとオートファジーと朝食が関連を持ってきました。
一日3食の人がいきなり毎日これをやると辛いかもしれません。
でも、試しにやってみてもいいのではないでしょうか?
オートファジーな生活、やってみませんか?
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