第551回:塩分は血糖値を上げるのか?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
塩分といえば高血圧。
「血圧が高い人は塩分を控えましょう」なんて言われることは皆さんもご存知かと思います。
そもそも現代人は塩分を摂る量が多い。
昔は食品の保存技術がなく塩分を用いた保存を行わざるを得なかったのが、今や冷蔵庫や冷凍庫が発達したにも関わらずその頃に覚えた味付けが忘れられず、塩をいっぱい料理に振りかけているわけです。
でも確かに美味しいと感じてしまいます。
検診などで高血圧を一度も指摘されたことがない人はよく言います。
「私は高血圧ではないから塩分は気にしなくていい」と。
でもその人が糖尿病だったらどうでしょう?
糖尿病までではないにしても、食後に血糖値が上がりやすい人ならどうでしょう?
日本人は食後に血糖値が上がりやすいと言われています。
「塩分と日本人と食後の血糖値」
そこには大きな関係があったのです。
明日はそんな三角関係を考えてみます。
きっと高血圧でなくても薄味を意識したくなりますよ。
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