第586回:浴槽に入浴することは悪いことだけなのか?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
以前、浴槽に首まで浸かるのは危ないこともあるというお話をしました。
血液が一気に心臓まで戻り、心臓に負担がかかる可能性があるのでしたね。
でも、日本人はゆっくり湯船に浸かることが大好きです。
特に最近は寒くなってきており、ゆっくり湯船に浸かって温まりたいと思うのは当然ですね。
だいぶ前に寝る前に浴槽に入り体を温めることで入眠しやすくなるというお話もしました。
ですから、浴槽に入浴すること自体はやり方に気をつければ悪いことではなく良いことがたくさんあるのです。
特に高齢者の方は入浴を上手に行えば今後のある状態を回避できる可能性があるという報告もあります。
高齢者は引きこもりがちです。
腰が痛い、足が痛い、、、、全部痛い、、、と言ってあまり社会とつながりを持つことをしなくなる人もいます。
これにより「うつ状態」となってしまう人もいるのです。
でも、そのうつ状態を入浴が予防してくれる可能性があるのです。
明日はそんなお話です。
きっと毎日上手にゆっくり湯船に浸かりたくなります。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
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