第643回:トランス脂肪酸って聞いたことあると思います
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
みなさん、「トランス脂肪酸」って一度は聞いたことあると思います。
なんとなく体に悪い、、、そんなイメージを持っていると思います。
ではそもそもトランス脂肪酸ってなんでしょう?
トランス脂肪酸は、常温で液体の油になんらかの加工をした時にできてしまいます。
一つは、固形の油を作る時。
代表的にはマーガリンがあります。
マーガリンは常温で液体の油を水素添加という方法で加工して固形にしているのです。
この時に出来上がるのがトランス脂肪酸。
第二次世界大戦後のバター不足を補うために工業的に作られるようになったようです。
そのほかにも食用の植物油もトランス脂肪酸が含まれています。
植物油というとなんだか健康そうなイメージですが、この油は菜種や大豆などから作られる油です。
しかしこの油はそのままでは臭いがして使い物にならないため、200℃以上の高温で処理をして脱臭します。
この高温処理の時にトランス脂肪酸が作られるのです。
マーガリンとか植物油とか、、、、なんだか私たちの生活の周りにたくさんあるものばかりです、、、
体にどのような悪影響があるのでしょう?
どのようなものに多く含まれているのでしょう?
ぜひ知っておくべきことですね。
しばらくトランス脂肪酸について明日から一緒に勉強してみましょう。
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