第705回:心不全の症状にはいろいろありますが、、、、❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
心不全の症状について昨日お話ししました。
歩いたり体を動かしたときに息切れ、寝た時の息苦しさなどなど、、、
そして、昨日は数年前に論文で報告された「心不全の新たな症状」についてのお話の途中でした。
実は、ある論文で数年前に「こんな症状も心不全の可能性を考えるべきですよ」という新しい知見が報告されました。
その症状、私が医学部時代には教科書にも書いてありません。
でもその症状があるかどうかは診察室で簡単に確認できるのです。
歩いてみたり、寝てみたり、、、そんな面倒なことをせずにわかるのです。
その症状とは、、、、
「Bendopnea」
なんだそれ?って感じですね。
日本語にすると、、、
「前屈呼吸苦」
前屈とは「前かがみになること」です。
心不全のある患者さんは、靴の紐を結ぶ時のように座った状態で前かがみになると10秒ぐらいして息苦しさが強くなるというのです。
これなら診察室で簡単に試すことができます。
これは前かがみになることで胸の中の圧力が増し、その結果心臓が拡張した時の圧力が増してしまい息苦しさを増強させるということが機序として考えられています。
心不全というかなり古くから知られている病気でさえも、新たな知見が見つかるのですね。
医学・医療は奥が深すぎます。
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