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第710回:二次性高血圧を起こす病気

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第710回:二次性高血圧を起こす病気

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日から「二次性高血圧」についてお話しています。

 

二次性高血圧とは「何らかの原因となる病気」があってその結果高血圧となってしまっているということです。

これは高血圧全体の10%程度を占めるといわれています。

多くを占める生活習慣病に主に起因するといわれる本態性高血圧とは異なります。

しかも、その原因となる病気を治してあげれば降圧剤などもいらなくなる可能性もあるのです。

 

では、その原因となる病気というものにはどのようなものがあるのでしょう?

 

代表的なものとしては、、、、

*原発性アルドステロン症

*腎血管性高血圧

*褐色細胞腫

*甲状腺機能異常

*クッシング症候群

などなど、、、、どれもなんだか難しそうな名前ですね。

これらはホルモンの異常による血圧の上昇が主な要因です。

そのほかにも、いびきでおなじみの睡眠時無呼吸症候群や普段飲んでいるお薬が原因で高血圧が惹起されるなんてこともあるのです。

 

「いろいろ難しそうな病気の名前を並べてもわかりませんよ、、、」っていう声が聞こえてきそうですね。

でもご安心ください。

これらの病気があるかどうかを調べるのは私たちの仕事なのでお任せください。

 

それよりも、、、

どんな人が二次性高血圧を疑い検査しなくちゃいけないのか?」のほうが大切です。

これにより皆さんも検査したほうがいいのかどうかが分かりますからね。

 

明日はそんなお話です。

 

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