第842回:暖かくなると血圧の薬を飲んでいる人は注意が必要です❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日から、暖かくなると血圧が下がることがあるので特に高血圧で薬を飲んでいる人は注意が必要というお話。
その理由の一つは、寒くなると血圧が上がることの逆で外気温が上がることによるというもの。
これはみなさんもなんとなくご理解いただけることでしょう。
そして、もう一つある理由があると考えています。
それは、、、、
「水分の摂取量」
摂取量というとなんだか難しいそうですが、つまりは水分を取らないでいるとい
うこと。
とくにこれは暖かくなりはじめに多い印象があります。
というのも、暖かくなり始めはこれまで寒かったころと同じような習慣でいると外気温の上昇による水分の蒸発に応じた水分補給ができていないことが多いのです。
これにより体の中の水分量が減り、血圧が低くなりがち。
立ち眩みとかめまいとか起こしかねない状況に陥るわけです。
もちろん心臓病や腎臓病など、水分を日ごろから意識してコントロールしなければいけない人もいますので、すべての人に無条件に水を補給しましょうとは言えませんのでご注意を。
一般的にこの時期は水分不足になりがちです。
熱中症予防にも、正しい環境認識を。
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