第869回:糖尿病の方へ~ 今年のインフルワクチンどうしますか?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
今度の冬は「インフルエンザ」と「新型コロナウイルス」の同時流行が懸念されています。
糖尿病は新型コロナウイルス感染症の危険因子であることは以前からお話しています。
そして、おそらく今年中はまだすべての人に新型コロナウイルスのワクチンや治療薬が行き渡るということはないと予想されます。
すこしでもリスクを減らしたいのは当たり前です。
そこでインフルワクチンです。
今年も10月ごろから摂取が始まる予定だそうです。
最近もまたこのような研究結果が出ていました。
デンマークからの9年間蓄積されたデータからの報告です。
それによると、、、、
糖尿病患者がインフルワクチンを打つことによりインフルシーズンに死亡するリスクが低下していたというもの。
心筋梗塞や脳卒中による死亡リスクも低下しています。
さて、これを見てインフルワクチンを糖尿病の方に打つ必要がないとは言えない気がします。
もちろん最終的には個々人の判断です。
でもこれまでの様々なデータからも、もし私が糖尿病ならインフルワクチンは、、、、。
新型コロナ、、、、引き続き気をつけましょうね。
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