第908回:配合剤ってご存じですか?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
みなさん、「配合剤」ってご存じですか?
「合剤」とも言います。
これは、一粒の薬の中に複数の薬効を持つ薬が合わさっているものです。
つまり、ある効果を持つ薬と別の効果を持つ薬が一粒になっているということ。
現在様々な合剤が発売されています。
糖尿病や高血圧の薬でも合剤はたくさんあります。
薬が増えると患者さんの内服行動がいまいちになる可能性があるのです。
ですから、薬が増えても粒の数が増えなければ、患者さんの満足度も高くなるといわれています。
でも、一つ注意が必要です。
それは、、、、
薬が増えても患者さん自身が「増えてしまったこと」に対する認識がいまいちなことがあるのです。
医師に合剤を処方されている人がそれを合剤である、つまり実際は2種類の薬を飲んでいるということに気づいていない人がいるのです。
薬が増えるということは生活習慣の改善をするべき点がある可能性もあります。
薬は少ないに越したことはありません。
自分が飲んでいる薬がどんな薬であるかを把握することは大切ということがこのことからも言えます。
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