第1369回:朝食を英語で言うと、、、、
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
朝食は朝の1日の活動のためにしっかり糖質を摂りましょう!ってよく聞きますね。
ほんとか?って思います。
本来、人間は長時間食べ物を食べないでいると、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が「メモリー(記憶)」を失い、インスリンを分泌する機能を忘れると考えられています。
ここで朝食のことを考えてみましょう。
朝食のことを英語ではBREAKFASTと言いますね。
直訳するとFAST(断食の期間)をBREAK(断つ)という意味。
ですから、朝食は長く時間が空いた後に食べることが多いのです。
皆さんもきっとそうではありませんか?
ということは、先ほどのお話と合わせると、朝食は膵臓のメモリー機能がより失われた状態での食事ということになります。
ですから、朝食で糖質を摂れば、インスリンの分泌が不十分な中での食事のため、より血糖値の乱高下が起きやすくなるわけです。
恐ろしいですね。
「でもやっぱり糖質とって血糖値あげないと活動できない」と言われる方がいます。
人間ってそんなに朝に糖質摂らなきゃ動けないような動物なのでしょうか?
それって本当に本当なんでしょうか?
そんなことはないってことは前も話しましたね。
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