あれ?認知症?
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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
日本はこれから超高齢化社会です。
そして、認知症の方は増加しています。
外来にて診療をしていると、よく聞かれることがあります。
「うちのお母さんが認知症になったかもしれない、、、」
そう、
ご家族が認知症になったのではないかと心配される方は結構多いです。
そこで、ある情報を一つ。
1995年に東京都福祉局でまとめられた「高齢者の生活実態及び健康に関する調査・専門調査報告 書」です。
ここには、「家族が最初に気づいた認知症高齢者の日常生活の変化」を以下のようにまとめています。
・同じことを何回も言ったり聞いたりする
・財布を盗まれたと言う
・だらしなくなった
・いつも降りる駅なのに乗り過ごした
・夜中に急に起き出して騒いだ
・置き忘れやしまい忘れが目立つ
・計算の間違いが多くなった
・物の名前が出てこなくなった
・ささいなことで怒りっぽくなった
もちろん、その症状が認知症を診断するというものではないですが、とても参考になります。
ご自身の周囲の方について、上記お心当たりの方は、認知症の専門外来での診療を受けることが望ましいのではないでしょうか。
当院でも近隣の認知症疾患医療センターと連携し、これまでも認知症の疑いのある方に対して迅速な対応を行ってまいりました。
ともすると、認知症の診断は本人への大きなストレスとなりますが、早期の対応がその後の生活にも影響を及ぼす可能性もあります。
なんでも早めの対応、早めの治療ですね。
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