第1449回:血流が悪くて足が痛いなら調べよう
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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
では、閉塞性動脈硬化症を疑う時の検査とは?
その前に一つやることが、、、
足の血管の動脈硬化ですから、当然足の脈が触れにくくなるわけです。
ですから、その方の足の脈の拍動の強さを確認します。
その時点で全く脈が触れなければほぼ確定。
そうでなくても、脈が弱いこともあり、そこは流石に検査で確認です。
(画像は山脈、あまり関係ありません。。。)
行う検査は、足関節上腕血圧比(ABI)検査です。
ABIは、足首の血圧を腕の血圧で割った値で、この値が低い場合は足の血流不足が疑われ、閉塞性動脈硬化症が起きている可能性が高いことを示します。
ABIが1.0以上の場合は正常ですが、0.8以下であれば、足の動脈に症状を伴うような動脈硬化病変があると診断できます。
もちろんこの数値が低いほど血流不足が深刻ですので重症となります。
そして、この検査で異常を認め、更なる検査が必要と判断されれば、MRIやカテーテル検査を行い、足の血管のどこがどのように動脈硬化により狭くなっているかを確認します。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
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