第1452回:食物繊維は大切です
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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
今日は、食物繊維を考えました。
少し前までは、人は食物繊維を消化できないために役に立たないカス…(耳が痛い。。。)とも言われていました。
しかし今や、第6の栄養素として2000年の第6次改定日本人の栄養所要量から栄養素の一つとして摂取量の目安が記載されるようになりました。
では、どのような作用があるのか?
有名なものとしては便秘の解消があります。
そして、これは、いわゆる不溶性食物繊維といわれるものの作用です。
食物繊維には、
水溶性と不溶性があります。
つまり、
水に溶けるか溶けないかです。
そして、
不溶性の食物繊維はゴボウなどの野菜や玄米などの穀物、イモ類などに主に含まれます。
意外と摂取しやすそうですね。
対して、
水溶性の食物繊維は海藻類、こんにゃく、アボカドなどに多く含まれます。
これだけ見ても水溶性は不溶性と比較し意外と摂りにくそうです。
事実、栄養調査によると、日本人は水溶性の摂取量は不溶性の3分の一以下だそうです。
そして、水溶性食物繊維は便秘の解消にとどまらない素晴らしい機能を持ち合わせています。
次回はその素晴らしさを考えてみたいと思います。
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