第615回:やっぱり犬を飼います、、、そして長生き。
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
今日は昨日の続きです。
きのうは、「犬を飼っている人は心筋梗塞や脳卒中を起こした後、飼っていない人に比べてより長生きする可能性がある」というお話でした。
そして、今日は犬を飼うことによる恩恵は、そのような病気を起こす前からある可能性があるというお話。
というのも、、、、
チェコの研究者の先生方が最近、「犬を飼う人は心臓や血管の病気を引き起こすリスクとなるものが少ない」と報告されています。
どういうことかと言いますと、、、
アメリカの心臓病協会が提唱している心臓の健康指標としてある7項目について心臓や血管の病気をしたことがない様々な人について評価し、ペットを飼っている人の特徴を見てみたようです。
ちなみに心臓の健康指標となる7項目とは、『BMI』、『食事』、『身体活動度』、『喫煙状態』、『血圧』、『血糖値』、『コレステロール値』。
これによると、、、
ペットを飼っている人はそうでない人に比べて食事や身体活動度、血糖値などで良好な状態であったとのこと。
さらに、ペットの中でも犬を飼っている人は身体活動度と食事は他のペットを飼っている人よりも良好だったようです。
ということは、これらの指標が良好な人は今後心筋梗塞や脳卒中などの心臓や血管の病気を起こすリスクが低くなる可能性がかんがえられます。
昨日同様、人に良い影響を及ぼしてくれるなんて犬って素晴らしいですね。
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