もしもし。
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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
弁膜症を発見する契機としては、もちろん症状が出て診療を受けることにより見つかるということも多いですが、症状がなかなか出にくいものもあり、無症状でも見つかる方が結構多いのです。
それは、どうしてか?
実はとっても簡単な方法で見つかるのです。
それは、聴診です。
そうです、皆さん子供の時に風邪をひいて近所の病院に行くと、
先生に『じゃあ、お胸見せて、「もしもし」するからね〜』と言われて胸の音を聞かれましたよね。
それが聴診です。
他の病気で病院にかかったらたまたま医師に聴診されたり、健康診断などでたまたま胸の音を医師が聞き、心雑音を指摘され精密検査をしてわかるという方も多いのです。
聴診はとても大事です。
普段から意識して診療で行うことがこちらも必要なことです。
昔、研修医の頃に患者さんの胸の音すら聞かず、検査結果のみを鵜呑みにしてしまい、指導医(本当にお世話になりました)に、こっぴどく怒られたのを昨日のように覚えています。。。
皆さん、最近聴診されてますか?
そして、弁膜症を疑う時に何よりも威力を発揮するのが心臓超音波検査です。
これにより、心臓の中の弁の動きや形態を見たり、その弁における血液の逆流の有無や程度などを確認できるのです。
このような方法で、弁膜症の重症度まで判断をできます。
これにより、経過観察で良いのか、それとも薬物療法や手術療法を行うべきかなど、現在行うべき治療を判断します。
最後に、研修医の頃にいろいろ教えていただいた指導医の先生、今でも感謝しても感謝しきれません。
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