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第1131回:薬を飲んでいる人がコロナワクチンを打つなら必ず確認を

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第1131回:薬を飲んでいる人がコロナワクチンを打つなら必ず確認を

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっています。

 

普段薬を飲んでいる方はかかりつけの先生に接種の可否を確認する必要があります。

 

そして、薬を飲んでいる人はもう一つ必ずチェックをしてほしいことがあります。

 

それは、、、、

「ある種類の薬」を飲んでいる人は「万一の時」に問題となることがあるのでかならず医療者に伝える必要があるということ。

 

その「ある薬」とは、βブロッカーと呼ばれる種類の薬。

これは高血圧や狭心症・心筋梗塞・心筋症などの心臓病に主に使われることが多いです。

 

そして、「万一の時」とは、アナフィラキシーショックが起こった時ということ。

 

というのも、、、

アナフィラキシーが起きた時は通常我々はアドレナリンと呼ばれる薬を筋肉注射します。

しかし、アドレナリンの効果を弱めてしまうのがβブロッカーなのです。

つまりはアドレナリンが効きにくいということ。

場合によっては数倍量が必要になってしまうこともあります。

ですから、もしβブロッカーを内服されている人がアナフィラキシーになってしまったときに、内服を知らずに通常量のアドレナリンを投与していては、十分な回復が得られず危険な状態となってしまう可能性もあるわけです。

 

もちろん、このような方々のために、アドレナリン以外の薬を用意しておく必要がありますし、もちろん当院でも準備しております。

 

自分を守るためにも、ご自身の内服薬の確認をお願い申し上げます。

 

 

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