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第1277回:新型コロナワクチン後の心筋炎(最新データ)

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第1277回:新型コロナワクチン後の心筋炎(最新データ)

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


新型コロナワクチン接種後の心筋炎については様々な方が様々なことを発信しています。

 

中には、医師であるにもかかわらず失笑に値するような不安をあおるだけの記事を出している方もいます。

 

コロナ禍で私が最も感じたことは「いつでも」「だれでも」「簡単に」多くの情報を得られる現代は、以前と比較して「情報弱者」を多く生みだしているということ。

一見矛盾しているような感じもしますが、それが現実です。

 

みなさんがひとりひとり自分の目で見て自分の頭で考えて処理することが求められているのでしょう。

 

さて、以下の情報もご自身でよく確認して考えてみてみる必要があります。

 

その情報とは、、、、

「新型コロナワクチン後の心筋炎についてのデータ」

 

以前にもこれについては他のデータをこのブログで示させていただいたことがあります。

 

今回はイスラエルからのデータ。

 

それによると、ファイザー製のワクチンを接種した16歳以上を調べた結果、ワクチンを接種した250万人のうち54人が心筋炎と判断されたそうです。

つまり、10万人当たり2人強。

 

もっとも発症率が高かったのは16歳から29歳の男性だそうです。

そこでの発症率は10万人当たり10人強。

 

ちなみに、以前のデータでは新型コロナにかかったほうが心筋炎の発症の確率は高いというデータでしたね。

 

さて、当院にもワクチン接種後に胸が痛い、、、、心筋炎が心配だという方が良く来院されます。

でも安心してください。

今心筋炎を起こしているかどうかを調べる方法はあります。

 

心配であれば受診ですね。

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