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第1352回:当院の食事療法の大きな柱の一つです

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第1352回:当院の食事療法の大きな柱の一つです

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


セカンドミール効果という言葉をご存知でしょうか?

 

1982年に「グリセミックインデックス」提唱したトロント大学のジェンキンス博士により報告されたもので、最初にとる食事(ファーストミール)が、次にとった食事(セカンドミール)の後の血糖値にも影響をおよぼすことを言います。

セカンドミール効果を実証した研究は数多くあり、その一つとして朝食に大麦を混ぜたご飯とそうでないご飯を食べたとに、昼食に同じ食事をとった場合、朝食に大麦を混ぜた食事をした人は、昼食後の血糖値が抑えられたというものがあります。

この他の研究でも、納豆などの大豆類でも朝食に取ることにより同様の結果が得られているのです。

これらは、大麦や大豆に含まれる豊富な食物繊維による効果と考えられています。

このように、朝食に意識して食物繊維を摂取することにより、その効果は次の食事である昼食にも大きな効果を及ぼしてくれるのです。

 

これを使う手はない。

食事内容をちょっと意識するだけであなたの将来が変わるのです。

 

食事を抜けばいいというわけでもない。

これは、忙しい仕事の中で定食屋やファストフード、コンビニなどの手軽な昼食で済ますが故に糖質が多くなりがちなサラリーマンなどにはぜひぜひ実践してほしい効果であります。

 

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