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第1630回:院長ブログ:めまい・失神は心臓病のサイン? ~「ただの立ちくらみ」と見逃してはいけない症状の違い~

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第1630回:院長ブログ:めまい・失神は心臓病のサイン? ~「ただの立ちくらみ」と見逃してはいけない症状の違い~

この記事でわかること

✅ めまいと失神の違い

✅ 心臓が原因となるケース

✅ 危険なサイン

✅ 病院で行う検査


めまいと失神は同じではありません

「めまい」と一言でいっても、症状にはさまざまな種類があります。

例えば、

  • ふわふわする
  • 立ちくらみがする
  • 景色が回るように感じる
  • 意識が遠のく感じがする

などです。

一方、失神とは、一時的に意識を失う状態をいいます。

多くは短時間で回復しますが、その背景に心臓病が隠れていることがあるため注意が必要です。

 

【図1:めまい・失神の主な原因】


心臓が原因のめまい・失神とは?

心臓は全身へ血液を送り出すポンプの役割をしています。

不整脈や心臓病によって脳へ送られる血液が一時的に不足すると、めまいや失神が起こることがあります。

特に次のような病気では注意が必要です。

  • 心房細動などの不整脈
  • 高度房室ブロック
  • 心臓弁膜症
  • 心筋梗塞
  • 心不全

危険なサインとは?

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 運動中にめまいや失神が起こる
  • 動悸や胸の痛みを伴う
  • 息切れを伴う
  • 繰り返し失神する
  • 家族に突然死や重い心臓病の方がいる

また、

  • 意識が戻らない
  • 強い胸痛を伴う
  • 呼吸が苦しい

場合は、救急受診を検討してください。

【図2:受診をおすすめするめまい・失神セルフチェック】


立ちくらみとの違い

急に立ち上がったときに一時的にクラッとする「立ちくらみ」は、血圧が一時的に下がることで起こることがあります。

水分不足や脱水、降圧薬などが原因となることもあります。

一方で、

  • 座っていても起こる
  • 横になっていても起こる
  • 運動中に起こる

場合は、心臓が原因の可能性も考える必要があります。


病院ではどんな検査をするの?

原因を調べるために、

  • 心電図
  • ホルター心電図(24時間心電図)
  • 心エコー検査
  • 血液検査
  • 必要に応じて頭部検査や専門医療機関での精密検査

などを行います。

症状が起きた状況を詳しく伝えることが、診断の重要な手がかりになります。


日常生活で気をつけたいこと

めまいや立ちくらみを予防するためには、

  • 十分な水分補給
  • 急に立ち上がらない
  • 睡眠をしっかりとる
  • アルコールの飲み過ぎを避ける
  • 処方薬を自己判断で中止しない

ことが大切です。

ただし、原因が心臓病の場合は生活習慣だけでは改善しないため、検査が必要です。


当院の考え方

めまいや失神は、疲れや立ちくらみによるものから、心臓病や脳の病気まで原因はさまざまです。

当院では、症状が起きた状況や経過を詳しく伺い、必要に応じて心電図やホルター心電図、心エコー検査などを行い、原因を総合的に評価しています。


まとめ

✅ めまいと失神は原因が異なることがある

✅ 不整脈や心臓病が原因となる場合がある

✅ 運動中の失神や胸痛・動悸を伴う場合は早めの受診を

✅ 心電図やホルター心電図などで原因を調べることができる


当院からのメッセージ

めまいや失神は、「疲れているだけ」と思っていても、治療が必要な病気が隠れていることがあります。

症状を繰り返す場合や少しでも不安を感じる場合は、お気軽にご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

「いつ・何をしているときに起こったか」を記録しておくことが、原因を特定する大きな手がかりになります。

運動中や安静時に突然意識を失った場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。


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