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第314回:果糖と糖尿病

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第314回:果糖と糖尿病

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


今日は、果糖を詳しく考えてみました。

 

以前も果糖が決して良いものではないことはほんの少しだけ触れました。

 

一時期、、、

「果糖は血糖値を上げないので糖尿病患者さんには良い」などと言われていました。

 

根拠は?

 

それは、低GI値であるから。

糖を摂ると当然血糖値が上がります。

そこで登場するのがGI値というもの。

 

以前も出てきましたが、GI値とは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標のこと。

つまり、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。

GI値が低ければ、その結果インスリンの分泌も抑えられるというわけです。

 

そして、果糖のGI値は20程度と言われています。

これは低い値です。

 

昔はそれだけを見て糖尿病には良いと言われていたようです。

 

でも、現実は違いました。

果糖は肥満の原因なのです!

次回はこれについて考えてみます。

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