第421回:世界で最も使われている薬
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
平成が終わり令和となり、やっと落ち着いてきた感じでしょうか。
さて、ここで問題。
平成の30年で最も処方され、今もなお世界で最も多く処方されている薬とはなんでしょう?
答えは、、、
「スタチン」
スタチンとは、コレステロールの薬です。
きっとあなたの周りにもスタチンを飲んでいる人がいるのではないでしょうか?
しかし、コレステロールの薬が一番とは驚きませんか?
なぜこれだけ「コレステロールが高い」としてコレステロールの薬を飲む人が多いのでしょう?
今現在も、世界で約4000万人がせっせと毎日内服しているようです。。。
でも注意が必要です。
本当にその薬必要ですか?
必要以上に飲んでいませんか?
確かに薬が必要な状況はあります。
代表的なのは狭心症や心筋梗塞という病気を経験した方。
でも、何も病気したこともないのに、ちょっと基準値を超えて高いからといって処方されている人が多いのも事実です。
あなたは、あなたのコレステロールがどの程度であればいいのかご存知ですか?
その値は、人それぞれその人の背景や年齢で異なります。
何も正常にする必要はないし、世の中には薬でコレステロールを下げすぎている人が多すぎます。
コレステロールは体に必要なものです。
決して全てが悪ではありません。
全てが悪なら進化の途中でコレステロールを捨てているはずです。
不必要な薬にお金を払い通院する。
とてもおかしなことだと思います。
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