第573回:血管年齢を測って、その先も読む❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、血管年齢を計測する際に行う検査での異常についてお話しました。
「足の血圧が手の血圧より低くなるとまずいですよ」というお話でしたね。
では、「私は足の血圧が手の血圧よりかなり高めだから大丈夫だな」って人もいます。
でも、、、
それ、全然大丈夫じゃないのです。
実は、足の血圧が手の血圧より高すぎるということもいけないことなのです。
具体的にお話すると、足の血圧が手の血圧の1.4倍より高いと死亡するリスクや心臓や血管の病気、脳卒中などの病気のリスクが増えることがわかっているのです。
足の血圧が手比べて高すぎるということは、足の血管の壁の一部(中膜と言われるところです)が厚くなり動脈硬化が始まっていることを示していると言われています。
高すぎても低すぎてもダメということですね。
血管年齢に一喜一憂せず、しっかり確認して必要な対策を取るべきなのです。
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