第574回:足の血圧は手の血圧の何倍が一番長生きするのか?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日まで血管年齢を見る検査であるABIというものについてお話してきました。
ABIは、足の血圧と手の血圧を同時に測定して、足の血圧が手の血圧の何倍かを示したものでした。
そして、それが0.9を下回ると足の血管に詰まりがある可能性があり、1.0を下回ると動脈硬化が始まっているのでしたね。
しかも、逆に1.4を越えるとそれはそれで足の血管に動脈硬化が始まっているということでした。
こんなことをお話しするとこんな声が聞こえてきそうです。。。
「高すぎてもダメ、低すぎてもダメ、、、、じゃあ一番いいのはどの程度なの?」と。
そこで調べてみました。
一番長生きするABIの値とは?
その値は、、、、
「1.11~1.20」
ということは、これ以外の範囲にいる人は高くても低くても動脈硬化が多少なりとも始まっているという可能性も考えられるのです。
ABIは血管年齢を見て一喜一憂するものではなく、生活習慣病の早期の介入と早期の是正を考える一助となる大切な検査ですね。
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