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第958回:リテラシー

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第958回:リテラシー

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


日本人は金融リテラシーが低いといわれています。

私もその一人。

 

では、そのリテラシーとはなんでしょう?

リテラシーとはそもそも読み書きの能力、識字率という意味です。

でも今ではそれを転じて「特定の分野における知識」という意味で使われますね。

つまり、その分野の事柄や情報を正しく理解し、分析し、判断する能力ということでしょう。

 

もちろん健康の分野でもリテラシーという考えがあります。

つまりは「健康リテラシー」。

 

そして、この健康リテラシーが低い人は寿命が低い可能性が示されているのです。

 

その研究は、アメリカで行われたものです。

対象は心不全の患者さんでした。

9000人以上の心不全患者さんの健康リテラシーを調べた結果、健康リテラシーが低いことは死亡リスクが1.6倍以上、入院リスクも1.2倍近くに上昇していたのです。

 

みなさんもご自身の体を把握し、問題点を理解し、どうすべきか判断することを意識して長生きを目指しましょう。

そして分からないことはかかりつけの医師に聞くようにしてください。

 

一緒に上げていきましょう「健康リテラシー」。

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