いちかわクリニック

いちかわクリニック

第462回:GL、 GIを具体的に考えてみる❷

BLOG

BLOG
ブログ

第462回:GL、 GIを具体的に考えてみる❷

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日は、GL、GIの復習がメインでした。

というわけで、本日はGLとGIについてちょっと知ってほしい注意点です。

その注意点を踏まえつつ、明日から実際の食べ物でGLとGIについて考えていく予定です。

 

まず、大前提として、、、

GIについてはさまざまな情報があります。

ネットでGIを検索すると、ものすごい数のページがヒットしますね。

ここでそれらのページを見ていると、一つ気づくことがあります。

 

それは、、、

同じ食品を一つ取っても様々な数値が書かれており一定していないのです。

 

例えば、ご飯粒一つとっても80以上の数でを出しているところもあれば、70台とか60台とかの数字を示しているところもありみんなバラバラ。

これは、GIの基準となるもの(つまりはGIが100であるとする食べ物)をブドウ糖とするかご飯とするかなどの違いもあります。

でも、実際にどの数値を使えばいいのか迷います。

 

というわけで、、、

今回はそのような様々な情報の中から、研究論文やある大学の機関が公表している信頼できるデータを使って引っ張ってきて考えてみました。

 

そして、もう一つの大前提として、、、

「GI値は調理法や食べ合わせ等により値が前後するため、今回はその食材・料理の大乗的な数値を示しています」ということ。

 

なお一般的に、、、

GIが高いとは70以上のことを言い、中程度のGIは56-69、GIが低いのは55以下とされています。

また、、、

GLが高いとは20以上のことを言い、中程度のGLは11-19、GIが低いのは10以下とされています。

 

この情報も入れないと実際の判断ができないと思います。

 

というわけで、基本情報を頭に入れて明日から実際にGIとGLを考える旅に一緒に出てみましょう。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

初診ネット受付はこちら