第521回:AIか、、、仕事がなくなる?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
医療の現場へのAIの応用は今後どうなっていくのでしょう?
AIにより職を奪われ得る可能性、、、怖いですね。
最近もヨーロッパでの一番大きな心臓病の学会でこのような発表がありました。
それは、、、
『AIで心筋梗塞を診断する』
というもの。
心筋梗塞はまずは心電図での診断を行います。
これはもっぱら循環器専門医の得意とするところでもあります。
でも、それをAIが行うことができる可能性があるというもの。
研究によると、AIにより正しく診断する確率は96%以上。
すごいですね。
仕事がなくなる、、、
でも、そういう風に考える必要もなさそうです。
このシステムがすべての心電図検査機器に搭載されれば、いつでもより正確な診断が可能になるかもしれません。
循環器専門医がいなくても迅速な判断が可能となるわけですね。
特に心筋梗塞など命に関わる病気は、発症してからいかに早く治療にもっていくかが重要です。
ということは、多くの患者さんに大きな恩恵をもたらす可能性があるわけです。
AIと上手く付き合い、よりよい医療が実現する未来がすぐそこにあるのかもしれません。
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