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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
最近は、サプリメントを積極的に生活に取り込んでいる方も多いです。
そして、
サプリメントの中でも、日本人に最も馴染みのあるもの。
それは、
コンドロイチン
と
グルコサミン
ではないでしょうか。
外来でも
これ飲んでいい?
との質問をよくいただきます。
確かに変形性膝関節症などにはエビデンスもあります。
しかし、ここで注意点があります。
心臓病の薬の中で
ワーファリンというものがあります。
これを飲んでいる方は、注意が必要です。
じつは、
ワーファリンを飲んでいる方が、コンドロイチンやグルコサミンを摂取すると、ワーファリンの効き目が増強してしまうことがあります。
ワーファリンは、血液をサラサラにするものです。
ということは、出血すると血が止まりにくい
ですから、ワーファリンの効き目が強くなるということは、出血すると大変ということです。
場合により命に関わります。
ワーファリンを内服されている方が、グルコサミンやコンドロイチンを摂取したい場合は、そのriskとbenefitを十分考え、処方医がその可否を判断するべきです。
ワーファリンの効き目は血液検査で判断できます。
外来でも、採血の結果、突然ワーファリンの効き目が強くなる人がいます。
よく話を聞くと、グルコサミンを摂り始めましたという人もまれではなく、
注意が必要と常々考えています。
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