第867回:自覚症状がないからって心雑音をほっとかないで
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
検診で異常を指摘されるものとして最も多いものの一つに「心雑音」があります。
心雑音とは、聴診器で心臓の音を聞いたときに聞こえてくる「雑音」のことです。
心雑音といわれるとドキッとされる方も多いのですが検診では多くは無症状の方が指摘されるため、「まあ、症状がないから別にいいかな」と放置されることも多いようです。
確かに「心雑音=病気」ではありません。
心雑音の中には正常な心臓にもかかわらず聞こえるものもあります。
むしろそちらのほうが多いかもしれません。
でももちろん心臓病でも心雑音は聞こえるのです。
ですから心臓病の可能性があるのですから「心雑音」を軽視せずに必ず専門医のチェックを受けましょう。
たとえ症状がなくてもすぐに治療が必要な心雑音も存在するのです。
代表的なものに大動脈弁狭窄症という病気があります。
そしてこの病気は恐ろしいことに何の前触れ(前兆)もなく突然死をするリスクもあるのです。
症状がないからと言って放置するのは危険です。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
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