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第1630回:院長ブログ:狭心症とは? ~胸の締め付け感は心臓からのSOSかもしれません~

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第1630回:院長ブログ:狭心症とは? ~胸の締め付け感は心臓からのSOSかもしれません~

この記事でわかること

✅ 狭心症とはどんな病気か

✅ 狭心症の主な症状

✅ 心筋梗塞との違い

✅ 検査・治療・予防法


狭心症とは?

狭心症とは、心臓に血液を送る「冠動脈」が狭くなり、心臓の筋肉に十分な酸素が届かなくなる病気です。

運動や階段の上り下りなどで心臓が多くの酸素を必要としたときに症状が現れやすく、安静にすると改善することが多いのが特徴です。

狭心症は放置すると、心筋梗塞へ進行する可能性があるため注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

【図1:狭心症が起こる仕組み】


狭心症の主な症状

代表的な症状は次のとおりです。

  • 胸の中央が締め付けられるように痛む
  • 胸が圧迫されるような感じがする
  • 階段や坂道で症状が出る
  • 数分休むと改善する
  • 左肩・左腕・あご・背中へ痛みが広がることがある

一方で、高齢者や糖尿病のある方では、胸の痛みが目立たず、息切れや強い疲労感だけが症状となることもあります。


心筋梗塞との違い

狭心症と心筋梗塞はどちらも冠動脈の病気ですが、大きな違いがあります。

狭心症

  • 血管が狭くなっている状態
  • 安静で改善することが多い
  • 心筋へのダメージは一時的

心筋梗塞

  • 血管が完全またはほぼ完全に詰まる
  • 強い胸痛が20~30分以上続く
  • 心筋が壊死し、緊急治療が必要

「いつもと違う胸痛」「安静でも治まらない胸痛」は、心筋梗塞の可能性も考え、すぐに医療機関を受診してください。

 

 

 

 

 

 

【図2:狭心症と心筋梗塞の違い】


狭心症の原因

最も多い原因は動脈硬化です。

動脈硬化を進める主な危険因子には、

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 喫煙
  • 肥満
  • 慢性腎臓病(CKD)
  • 加齢
  • 家族歴

などがあります。

これらを適切に管理することが、狭心症の予防につながります。


病院ではどんな検査をするの?

狭心症が疑われる場合は、

  • 心電図
  • 血液検査
  • 心エコー検査
  • 必要に応じて運動負荷検査
  • 冠動脈CT
  • 心臓カテーテル検査

などを組み合わせて診断します。


治療法は?

症状や重症度に応じて、

  • 生活習慣の改善
  • 薬物療法
  • カテーテル治療(PCI)
  • 必要に応じて外科的治療

を行います。

禁煙や血圧・血糖・コレステロールの管理も、治療と同じくらい重要です。


当院の考え方

狭心症は、早期に発見・治療することで心筋梗塞への進行を防げる可能性があります。

当院では、胸痛の性質や危険因子を丁寧に確認し、必要な検査を行ったうえで、適切な治療や専門医療機関への紹介を行っています。


まとめ

✅ 狭心症は冠動脈が狭くなり、心臓への血流が不足する病気

✅ 運動時の胸痛や圧迫感が代表的な症状

✅ 安静でも改善しない胸痛は心筋梗塞の可能性がある

✅ 生活習慣病の管理が予防につながる


当院からのメッセージ

「歩くと胸が苦しい」「階段で胸が締め付けられる」と感じる症状は、年齢や疲れだけではないかもしれません。

早めの受診が、心筋梗塞の予防につながることがあります。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

「歩くと痛い、休むと治る」という胸痛は、狭心症を疑う重要なサインです。

我慢を続けることで病気が進行することもありますので、症状が繰り返す場合は早めに検査を受けましょう。


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