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第1537回:院長ブログ:抗菌薬(抗生物質)は風邪に効く? ~正しく知って、必要なときに使いましょう~

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第1537回:院長ブログ:抗菌薬(抗生物質)は風邪に効く? ~正しく知って、必要なときに使いましょう~

この記事でわかること

✅ 抗菌薬とは

✅ 風邪に効かない理由

✅ 効く病気

✅ 正しい飲み方


抗菌薬(抗生物質)は風邪に効く?

~正しく知って、必要なときに使いましょう~

「風邪をひいたから抗生物質をください。」

外来でよくいただくご相談です。

しかし、多くの風邪はウイルスが原因であり、抗菌薬(抗生物質)はウイルスには効果がありません。

必要のない抗菌薬を使うことは、副作用や薬剤耐性菌(抗菌薬が効きにくい菌)の原因になることがあります。


抗菌薬が効くのは?

抗菌薬は細菌による感染症に対して効果があります。

例えば、

  • 溶連菌感染症
  • 一部の細菌性肺炎
  • 細菌性副鼻腔炎(症例による)
  • 細菌性膀胱炎

などです。

【図1:抗菌薬が効く病気・効かない病気】


風邪ではどうする?

風邪では、

  • 十分な休養
  • 水分補給
  • 必要に応じて解熱鎮痛薬などで症状を和らげる

ことが基本です。

症状や経過をみて、医師が細菌感染を疑う場合に抗菌薬を処方します。


処方されたら最後まで飲む?

抗菌薬は医師の指示どおりに服用することが重要です。

自己判断で中止したり、以前にもらった薬を飲んだり、家族と共有したりすることは避けましょう。

【図2:抗菌薬の正しい使い方】


ポイントまとめ

✅ 風邪の多くはウイルスが原因

✅ 抗菌薬はウイルスには効かない

✅ 必要な場合のみ処方される

✅ 自己判断で使わない


当院からのメッセージ

適切な抗菌薬の使用は、ご自身だけでなく社会全体の薬剤耐性対策にもつながります。

疑問があれば、お気軽にご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

「抗菌薬=よく効く薬」ではありません。

必要な人に、必要なタイミングで使うことが最も大切です。


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