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第1639回:院長ブログ:心臓の雑音と言われたら ~健康診断で「心雑音あり」と指摘されたときに知っておきたいこと~

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第1639回:院長ブログ:心臓の雑音と言われたら ~健康診断で「心雑音あり」と指摘されたときに知っておきたいこと~

この記事でわかること

✅ 心雑音とは何か

✅ 心配のない心雑音と病気による心雑音の違い

✅ 必要な検査

✅ 受診の目安


心雑音とは?

心雑音とは、心臓の中を流れる血液の音が通常とは異なって聞こえる状態です。

健康診断や診察で聴診器を当てた際に見つかることが多く、心雑音そのものが病気というわけではありません。

血液が勢いよく流れたり、心臓の弁に異常があったりすると、通常とは異なる音として聞こえることがあります。

 

 

 

 

 

 

【図1:心雑音が聞こえる仕組み】


心配のない心雑音もあります

すべての心雑音が病気とは限りません。

例えば、

  • 成長期のお子さんにみられる機能性心雑音
  • 発熱時
  • 貧血
  • 妊娠中

などでは、一時的に心雑音が聞こえることがあります。

これらは、原因が改善すると雑音も目立たなくなることがあります。


病気が隠れていることも

一方で、心雑音の原因として、

  • 心臓弁膜症
  • 先天性心疾患
  • 心不全
  • 感染性心内膜炎

などの病気が見つかることもあります。

特に、

  • 息切れ
  • 胸痛
  • 動悸
  • めまい・失神
  • 足のむくみ

などを伴う場合には、詳しい検査が必要です。

 

 

 

 

 

 

【図2:心雑音から考えられる主な原因】


病院ではどんな検査をするの?

心雑音がある場合には、

  • 聴診
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 心エコー検査

などを行います。

心エコー検査は、弁膜症や先天性心疾患の有無を確認するために最も重要な検査です。

必要に応じて、CT検査やホルター心電図などを追加することもあります。


受診を急いだ方がよい症状

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 強い息切れ
  • 胸痛
  • 失神
  • 動悸が続く
  • 足のむくみが急に悪化した

心雑音に加えてこれらの症状がある場合は、治療が必要な心臓病が隠れている可能性があります。


当院の考え方

心雑音は「異常な音」であって、「病名」ではありません。

実際には心配のないケースもありますが、弁膜症など早めに治療した方がよい病気が見つかることもあります。

当院では、診察や心エコー検査などを組み合わせ、原因を丁寧に調べ、必要に応じて専門医療機関とも連携しています。


まとめ

✅ 心雑音そのものは病気ではない

✅ 心配のない心雑音もある

✅ 弁膜症などの病気が隠れていることもある

✅ 心エコー検査が診断の中心となる


当院からのメッセージ

健康診断で「心雑音あり」と言われても、必要以上に心配する必要はありません。

一方で、原因を確認することはとても大切です。気になる方は、お気軽にご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

「症状がないから大丈夫」と自己判断しないことが大切です。

心雑音だけが最初のサインとなる心臓病もあります。健康診断で指摘されたら、一度心エコー検査を含めた評価を受けることをおすすめします。


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