こんにちは。船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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昨日は、レプチン抵抗性とPTPRJのお話でした。

 

そして、あなたの食行動があなたの脳で支配されてしまっているということもお話ししました。

 

そして、本題。

このことから、最近思うことがあるのです。

 

それは、これまで私たちは、「痩せられない」とか「つい食べてしまう」ということでダイエットに失敗する人々に対して、「意思の弱い人」というレッテルを貼ってきていました。

 

しかし、食事をはじめ多くの行動が現在は脳で支配されているということがわかってきています。

意思の力で脳の支配による行動を我慢しようとすると、それ以上の力で脳はあなたをコントロールしようとするのですから、我慢できないのは無理のないことなのです。

そして、まさに今回のレプチンやPTPRJに関することも自分の知らないところで自分の脳があなたを支配し食欲旺盛にしていたわけです。

「わかっちゃいるけどやめられない」ということです。

 

糖質制限でも同じことが言えます。

糖質を摂りすぎている人が適正量に減らすことができないのは「糖質中毒」だからです。

でも、これも意思が弱いから減らせないのではないのです。

あなたの脳がそうさせてしまっている。

そして、そこから脱出する方法もあります。

 

みなさんとそんなことが共有できればと思ってます。