第1648回:院長ブログ:ワルファリン内服中に気を付ける食べ物とは? ~納豆は本当にダメ?ビタミンKとの関係をわかりやすく解説~
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✅ ワルファリンと食事の関係
✅ ビタミンKとは
✅ 食べてはいけないもの・注意が必要なもの
✅ 安全に服用するコツ
ワルファリンは、ビタミンKの働きを抑えることで血液が固まりにくくなる薬です。
そのため、ビタミンKを急にたくさん摂取すると、ワルファリンの効果が弱まり、血栓ができやすくなる可能性があります。
逆に、ビタミンKの摂取量が極端に減ると、薬が効きすぎて出血しやすくなることもあります。

【図1:ワルファリンとビタミンKの関係】
納豆は基本的に絶対避けることが求められます。
納豆にはビタミンKが非常に多く含まれるうえ、納豆菌が腸内でビタミンKを産生するため、ワルファリンの効果を大きく弱めることがあります。
そのため、ワルファリンを服用中は納豆を食べないよう指導されます。
次のような食品は、ビタミンKを多く含むため注意が必要です。
ただし、緑黄色野菜をすべて禁止する必要はありません。
重要なのは、「毎日ほぼ同じ量を食べること」です。

【図2:ビタミンKを多く含む食品と注意点】
いいえ。
野菜には食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、健康のためにも大切です。
ワルファリン服用中は、
ことが重要です。
健康食品やサプリメントの中には、
など、ワルファリンの作用に影響するものがあります。
新しく飲み始める前には、医師や薬剤師に相談しましょう。
ワルファリンでは、PT-INRという血液検査を定期的に行い、薬が効きすぎていないか、逆に効き不足になっていないかを確認します。
食生活が大きく変わった場合や、新しい薬・サプリメントを始めた場合には、主治医へ伝えることが大切です。
ワルファリンは、長年にわたり多くの患者さんに使用されてきた信頼性の高い薬です。
当院では、「食べてはいけないもの」を増やすのではなく、毎日の食生活をできるだけ一定に保つことを重視して指導しています。
✅ ワルファリンはビタミンKの影響を受ける
✅ 納豆は避ける
✅ 緑黄色野菜は急な増減を避け、一定量を食べる
✅ サプリメントを始める前には医師・薬剤師へ相談する
ワルファリンを服用していても、過度に食事を制限する必要はありません。
食生活を急に変えず、定期的なPT-INR検査を受けながら、安全に治療を続けましょう。
ワルファリンで最も大切なのは、「ビタミンKをゼロにすること」ではなく、「摂取量を安定させること」です。
自己判断で食事内容を大きく変えたり、健康食品を追加したりする前に、必ず医療スタッフへご相談ください。
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