第572回:血管年齢を測って、その先も読む。 2019年11月7日 動脈硬化 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 昨日は血管年齢のお話でしたね。 血管年齢の測定には通称「ABI」と言われる手足の血圧を同時に測定する機器を用いるのでした。 (実は血管年齢を測定するものは他にもいくつかありますが、今回は割愛します) この機械、元々は手足の血圧を測定して、主に足の血管の動脈硬化による「... 続きを読む
第571回:血管年齢だけに一喜一憂してはいけない 2019年11月6日 動脈硬化 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 当院でも血管年齢をしばしば計測しています。 実際に手足の血圧を同時に測定して数分で血管年齢として表示されます。 皆さんにわかりやすいように「あなたの血管年齢は〇〇歳」と表示されますから、皆さん一喜一憂です。 確かにわかりやすく、一喜一憂する気持ちもわかります。 &n... 続きを読む
第570回:糖質を制限したお菓子の続報 2019年11月5日 糖質制限 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 先日「MUJI」の糖質を抑えたお菓子をご紹介しました。 そして、また行ってきました「MUJI」。 今回ゲットしてきたのはこれ。  ... 続きを読む
第569回:女性は閉経とともにコレステロールに注意するべきです 2019年11月4日 動脈硬化 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 昨日まで女性ホルモンであるエストロゲンと動脈硬化の関係についてお話ししてきました。 そして、エストロゲンが動脈硬化を抑えてくれる理由をいくつかお話ししましたね。 今日はエストロゲンが動脈硬化を抑える最も重要な理由であるコレステロールとの関係についてです。 ... 続きを読む
第568回:女性ホルモンと動脈硬化❷ 2019年11月3日 動脈硬化 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 昨日は、女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると動脈硬化の病気が増えるということをお話ししました。 つまり、逆を言えばエストロゲンは動脈硬化を抑えてくれているということです。 では、今日はその理由を考えてみましょう。 この理由を聞くと若い女性がうらやましくなります... 続きを読む
第567回:女性ホルモンと動脈硬化 2019年11月2日 動脈硬化 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 女性と男性、、、、 同じ人間だけどやっぱりどこか違いますよね。 女性は〇〇だけど、男性は△△だよね、、、ってことよく聞きますよね。 今回は、そんな男性と女性の違いの一つです。 それは、、、 女性は若いうちは同世代の男性と比べて動脈硬化の病気が少ないとい... 続きを読む
第566回:首まで湯船に浸かるのは結構危ないことがあります❷ 2019年11月1日 生活習慣 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 昨日は、湯船に浸かるとおよそ700kgもの水圧が体全体にかかり、お腹周りは3~5cmも小さくなり、ふくらはぎは1~1.5cm程度細くなり、胸回りは2~3cm程度小さくなるというお話をしましたね。 そして、この水による締め付けは体に大きな影響を及ぼすのです。 というのも... 続きを読む
第565回:首まで湯船に浸かるのは結構危ないことがあります 2019年10月31日 生活習慣 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 寒い季節はゆっくり湯船に浸かり温まりたいですね。 でも、湯船に首まで浸かるのは結構危険なこともあるということをご存知でしょうか? 特に心臓病の方は要注意です。 ちなみに、湯船に浸かると体はどうなるでしょう? そうです、水の中に体が入ります。 すると、水圧... 続きを読む
第564回:糖質を制限したお菓子 2019年10月30日 糖質制限 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 最近、色々な企業から糖質を意識したお菓子が出てきていますね。 そして、みなさんがよく知っているあの「MUJI」からもそんなお菓子が出ているのです。 例えば、これ。 &... 続きを読む
第563回:診療の惰性(Clinical inertia)で犠牲になるのは患者さんです❷ 2019年10月29日 生活習慣病 こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。 今日も「Clinical inertia(診療の惰性)」の続きです。 Clinical inertiaは、治療目標が達成できていないにも関わらず適切な治療の強化がなされていなことでしたね。 例えば、血圧がまだちょっと高めだけど、適切な指導や場合によっては薬の変更などが... 続きを読む