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第1510回:院長ブログ:健康診断で「血糖値が高い」と言われた方へ

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第1510回:院長ブログ:健康診断で「血糖値が高い」と言われた方へ

健康診断で「血糖値が高い」と言われた方へ

~症状がなくても、その結果は放置しないでください~

健康診断の結果を見て、

「血糖値が高いですね」
「再検査をおすすめします」

と言われたものの、

「体調も悪くないし、そのうち病院へ行けばいいかな」

と思っていませんか?

実は糖尿病は、初期にはほとんど自覚症状がありません。

だからこそ、健康診断で異常を指摘されたタイミングは、ご自身の健康を守る絶好のチャンスです。


血糖値が高いとはどういうこと?

血糖値とは、血液中のブドウ糖の量を表す数値です。

食事をすると血糖値は一時的に上昇し、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きによって、正常な範囲まで下がります。

しかし、

  • インスリンの分泌が不足する
  • インスリンが十分に働かなくなる

と、血糖値が高い状態が続くようになります。

 

 

 

 

 

【図1:食事をすると血糖値はどう変わる?】


症状がないから安心、ではありません

糖尿病は「サイレントキラー(静かに進行する病気)」とも呼ばれています。

初期には、

  • 痛み
  • 発熱
  • 息苦しさ

などの分かりやすい症状はほとんどありません。

そのため、「元気だから大丈夫」と思っていても、知らないうちに血管へのダメージが進んでいることがあります。

放置すると、

  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 腎臓病
  • 糖尿病網膜症
  • 神経障害

など、将来の生活に大きく影響する病気につながる可能性があります。


健康診断で高かったら、すぐ糖尿病?

答えは**「必ずしもそうではありません。」**

睡眠不足やストレス、体調などによって、一時的に血糖値が高くなることもあります。

一方で、糖尿病の前段階が見つかることもあります。

大切なのは、

「異常があった=糖尿病」

ではなく、

**「現在の状態を正しく確認すること」**です。

そのためにも、一度医療機関で相談することをおすすめします。

 

 

 

 

 

【図2:健康診断で血糖値が高かったら】


ポイントまとめ

✅ 血糖値が高くても症状がないことは珍しくありません。

✅ 健康診断は病気を早く見つけるための大切な機会です。

✅ 「様子を見よう」と自己判断せず、一度状態を確認しましょう。

✅ 早めの生活習慣改善や必要な治療が、将来の合併症予防につながります。


当院からのメッセージ

健康診断で「血糖値が高い」と言われても、必要以上に不安になる必要はありません。

一方で、「症状がないから大丈夫」と放置してしまうこともおすすめできません。

健康診断の結果をお持ちいただければ、現在の状態を丁寧に確認し、生活習慣の改善で十分なのか、追加検査が必要なのかを分かりやすくご説明します。

気になることがありましたら、お気軽にいちかわクリニックへご相談ください。


院長からひとこと

健康診断は、「病気を見つけるため」だけのものではありません。

これからも健康に過ごすための大切なきっかけです。

結果に少しでも気になる点があれば、そのままにせず、一度ご相談ください。

早めに行動することが、5年後、10年後の健康につながります。


次回予告

HbA1c(ヘモグロビンA1c)って何?

健康診断でよく見る「HbA1c」。

「血糖値と何が違うの?」
「6.2%って高いの?」

そんな疑問を、次回は分かりやすく解説します。

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