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第856回:漫然と下剤を飲み続けるのは危険ですよ❷

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第856回:漫然と下剤を飲み続けるのは危険ですよ❷

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日から漫然と下剤を飲み続けるのは危険というお話。

 

その薬は「酸化マグネシウム

どのような人が気を付けるべきなのでしょう?

 

それは、、、

腎臓の機能が悪い人、ご高齢の方。

これはマグネシウムの体での処理が追い付かない可能性があるからです。

 

そして意外と知られていないのが、「飲んでいるにもかかわらず便秘が続く人

これポイントです。

酸化マグネシウムを飲んでいるにも関わらず便秘が続いている人は意外と多いですよね。

これこそ漫然と飲んでいる人です。

実際にこのような人が体の中にマグネシウムがたくさん蓄積し、命に係わるケースが報告されているようです。

しかも腎臓の機能も問題なく、ご高齢でなくてもそのようなことが起こる可能性があるとのこと。

 

みなさん大丈夫でしょうか?

 

そして早期発見には定期的な採血によるマグネシウムの測定が有効です。

薬を飲んでいる方は定期的な採血は必須と考えたほうが良いと思います、、、私は。

 

そのうえで、マグネシウムの場合は患者さんが自分で「これは副作用かな?」と思える症状もあります。

明日はそんなお話です。

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