いちかわクリニック

いちかわクリニック

第1162回:コア

BLOG

BLOG
ブログ

第1162回:コア

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


今日は、日本予防医療推進協会で一緒に活動している鍼灸師の野崎先生のFBでの投稿を皆さんにご紹介します。

 

野崎先生は、千葉県流山市で「のざき鍼灸治療院」をなされており、地元でも非常に人気の先生です。

(HPはこちら

 

今回は、野崎先生の「コア」に関するお話を皆様にご紹介。

あまり聞くこともない言葉ですね。

私も初めて聞きました。

からだのことでも知らないことはまだ一杯あるなと痛感しました。

みなさんも以下、ぜひお読みください

 

::::::::::::::::

鍼灸師の野崎です。

最近健康に関して「コア」という言葉を耳にします。
「体幹」とか「インナーマッスル」などと同じ意味で使用されていますね。
体幹トレーニングという言葉は割とよく耳にするかと思います。体幹というのは手足と頭を除いた胴体だと考えてください。木で言えばまさに幹の部分に相当します。体を支えるのに重要なのが直感的にわかると思います。
インナーマッスルとは体の深層の筋肉をいいます。
コアとの関係で言われる時には腹筋群を中心にした体を支える筋肉ですね。
そして「コア」とはそれらを含んだ言葉で機能も含めるニュアンスだと考えます。
体を支えるには関節が重要です。
それらは骨や靭帯、関節包といった硬構造で物理的に支えるようになっています。
しかし、腹部の内臓を取り囲む骨や関節は存在しません。
それら大事な内臓を守っているのが腹腔内圧、略して腹圧です。
この腹圧やそれを構成する筋肉たちを「コア」と呼びます。
腹腔は上下左右をぐるっと筋肉で囲まれています。
天井が横隔膜です。
周囲を腹横筋という筋肉がぐるっと囲んでおり、
下側が骨盤底筋です。
そのような筋肉群で形成されたボールがお腹に入っているイメージです。
この圧により体も支えられています。
このボールの空気が抜けてしまい、ぺしゃんこになっていると体を支えるのが大変になってしまいます。
腰椎などの骨だけで支える形になってしまうので腰痛などにもなりやすいです。
その他にも尿漏れや頻尿などにも関係しているといわれています。
体にとってとても大切なのです。
またスポーツなどの競技でパフォーマンスを向上させるのに欠かせません。
コアを鍛える方法は色々とあります。
一番手軽にできるのが「呼吸」です。
鼻から吸って、唇をすぼめて長く吐く。
これだけでも大変有効ですのでお試しください。
日本予防医療推進協会では今後も皆さんの健康増進に役立つ情報を発信していきますので楽しみにしてください。
鍼灸師の野崎でした。
::::::::::::::::::::::::
いかがですか?
呼吸も大事ということでした。
朝の深呼吸、、、、習慣にしてみてもいいですね。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

初診ネット受付はこちら