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第1294回:自律神経について

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第1294回:自律神経について

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


今日は、日本予防医療推進協会で一緒に活動している鍼灸師の野崎先生のFBでの投稿を皆さんにご紹介します。

 

野崎先生は、千葉県流山市で「のざき鍼灸治療院」をなされており、地元でも非常に人気の先生です。

(HPはこちら

 

今回は、野崎先生の「自律神経」に関するお話を皆様にご紹介。

興味深いお話ですよ。

ではぞうぞ!

 

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鍼灸師の野崎です。
本日は、よくいただくご質問にお答えしていきます。先日も自律神経失調症でお困りの方からこんなお問い合わせをいただきました。
このところ倦怠感やふらつきがあり、病院にて自律神経では?と言われました。病院で治療を受けているもののなかなか改善が見られない状態です。
鍼も受けてみたいと考えているのですが、それまでにやっておくべきことや自律神経失調症の人が注意することなどアドバイスをいただけると嬉しいです。
当院でも自律神経失調症でお困りの方が数多く来院されていますが、よくお伝えしている内容としては大きく3つあります。
ポイント1
自律神経とは
自律神経とは無意識に体の機能をコントロールしてくれる神経のことです。心臓を動かして全身に血液を送ったり、呼吸をして酸素を取り入れたりと生命を維持するのに必要な機能を不随意に調整してくれています。交感神経と副交感神経から成り、お互いに反対の機能をもつことで手綱をしめたり、ゆるめたりと身体をコントロールしてくれています。
ポイント2
交感神経が優位な状態である。
交換神経と副交感神経が適度なバランスであれば良いのですが、現代社会では往々にして交感神経の活動が過剰になりがちです。
交感神経は戦闘モードで狩猟を行うようなものなので心身が緊張状態になります。
ストレスや過労、睡眠不足などで交感神経が優位になることで体が戦闘モードから抜けられなくなり常に興奮や緊張している状態になるのです。
そのことによる心身の不具合を「自律神経失調症」と呼んでいます。
病院では緊張を和らげるお薬などが処方されるようです。
ポイント3
副交感神経を優位な時間を作る
交感神経ばかりが優勢な状態ですと、心身が緊張状態におかれ、休息の神経である副交感神経の働きが低下します。体が休まらず睡眠がうまくいかなくなったり、イライラや不安感などが募ったりと精神面でも影響が現れます。
睡眠中に休まらないため、朝起床時にだるさや疲労感が現れ、朝起きられず仕事や学校へ行けないこともしばしばあります。
ですから一日の中でわずかであっても副交感神経を優勢にし、リラックスできる時間を持つことがなにより大切です。
好きなことに没頭する。サウナやお風呂などでのんびりする。
好きな音楽を聴いたりも良いですし、深い呼吸をするのは何よりもおすすめです。あおむけになり足をソファやベッドに乗せて呼吸するだけで自然に深呼吸になりますよ。
そして鍼灸治療には副交感神経の機能を向上させるのには抜群の効果があります。

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