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第1652回:院長ブログ:AEDとは?使い方を知っておくべき理由 ~突然の心停止から命を救うために、誰でも使える救命機器~

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第1652回:院長ブログ:AEDとは?使い方を知っておくべき理由 ~突然の心停止から命を救うために、誰でも使える救命機器~

この記事でわかること

✅ AEDとは何か

✅ どんなときに使うのか

✅ AEDの使い方

✅ 心肺蘇生との関係


AEDとは?

AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)は、突然心臓が止まった人に対し、必要に応じて電気ショックを行う医療機器です。

心停止の原因として多い**心室細動(VF)無脈性心室頻拍(VT)**では、心臓が正常に血液を送り出せなくなります。

AEDは心電図を自動で解析し、電気ショックが必要かどうかを機械が判断するため、医療従事者でなくても使用できます。

 

 

 

 

 

 

【図1:AEDが命を救う仕組み】


どんなときに使うの?

次のような場合には、心停止を疑います。

  • 突然倒れた
  • 呼びかけても反応がない
  • 普段どおりの呼吸をしていない(しゃくりあげるような呼吸を含む)

このような場合は、

  1. 周囲へ助けを求める
  2. 119番通報
  3. AEDを持ってきてもらう
  4. 心肺蘇生(胸骨圧迫)を開始

を直ちに行います。


AEDはどうやって使う?

AEDは音声ガイドに従えば使用できます。

基本的な流れは、

  1. 電源を入れる
  2. 電極パッドを胸に貼る
  3. 心電図を自動解析
  4. 必要なら電気ショック
  5. すぐ胸骨圧迫を再開

という手順です。

AEDが**「ショック不要」と判断した場合でも、胸骨圧迫は続けます。**

 

 

 

 

 

 

【図2:AED使用の流れ】


AEDは誰が使ってもいい?

はい。

現在は一般市民でも使用できます。

「間違えてショックをしてしまうのでは?」と心配される方もいますが、AEDは必要な場合しかショックを行いません。

そのため、心停止が疑われる場合にはためらわず使用することが大切です。


AEDだけで助かるの?

AEDだけでは十分ではありません。

救命率を高めるには、

  • 119番通報
  • 胸骨圧迫
  • AED
  • 救急隊への引き継ぎ

を切れ目なく行うことが重要です。

特に胸骨圧迫を中断しないことが救命率向上につながります。


当院の考え方

突然の心停止では、救急車の到着を待つだけでは助からないことがあります。

その場にいる人がAEDと胸骨圧迫を開始することが、命を救う最大のポイントです。


まとめ

✅ AEDは心停止の人に使用する医療機器

✅ 必要かどうかはAEDが自動で判断する

✅ 一般の方でも使用できる

✅ AEDと胸骨圧迫を組み合わせることが重要


当院からのメッセージ

AEDは学校や駅、公共施設、スポーツ施設など、さまざまな場所に設置されています。

「自分には関係ない」と思わず、いざという時のために使い方を知っておくことが、大切な命を救うことにつながります。


院長のワンポイントアドバイス

AEDは「間違えて使ってしまうかもしれない」と心配する必要はありません。

ショックが必要かどうかは機械が自動で判断します。反応がなく普段どおりの呼吸をしていない人を見つけたら、119番通報と胸骨圧迫、AEDの使用をためらわず開始しましょう。


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