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第1628回:院長ブログ:息切れは年齢のせい?心臓が原因の息切れとは ~運動不足だけではない、見逃してはいけない息切れのサイン~

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第1628回:院長ブログ:息切れは年齢のせい?心臓が原因の息切れとは ~運動不足だけではない、見逃してはいけない息切れのサイン~

この記事でわかること

✅ 息切れが起こる仕組み

✅ 心臓が原因の息切れの特徴

✅ 考えられる病気

✅ 受診の目安


息切れは誰にでも起こるもの?

坂道を上ったり、運動をしたりしたときに息が切れるのは自然な反応です。

しかし、

  • 今までより少し歩いただけで息が切れる
  • 階段を上るのが急につらくなった
  • 安静にしていても息苦しい

といった場合は、病気が隠れている可能性があります。

特に以前と比べて息切れが悪化している場合は、一度原因を調べることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

【図1:息切れの主な原因】


心臓が原因の息切れとは?

心臓の働きが低下すると、全身へ十分な血液を送り出せなくなります。

その結果、肺に水分がたまりやすくなり、酸素をうまく取り込めなくなることで息切れが起こります。

心臓が原因の場合には、

  • 階段や坂道で息切れが強い
  • 横になると苦しくなる
  • 夜中に息苦しくて目が覚める
  • 足のむくみを伴う
  • 疲れやすい

といった症状がみられることがあります。


考えられる病気

息切れの原因となる心臓病には、

  • 心不全
  • 心臓弁膜症
  • 心房細動などの不整脈
  • 狭心症
  • 心筋梗塞

などがあります。

一方で、

  • 貧血
  • 肺炎
  • 気管支喘息
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)

など、心臓以外の病気でも息切れは起こります。

そのため、原因を見極めることが重要です。


こんな症状は早めに受診を

次のような症状がある場合は、循環器内科または内科を受診しましょう。

  • 少し歩いただけで息切れする
  • 横になると苦しい
  • 足がむくむ
  • 胸の痛みや動悸を伴う
  • 数週間~数か月で徐々に悪化している

また、

  • 安静にしていても苦しい
  • 強い胸痛を伴う
  • 冷や汗や意識障害を伴う

場合は、救急受診を検討してください。

 

 

 

 

 

 

【図2:受診をおすすめする息切れセルフチェック】


病院ではどんな検査をするの?

息切れの原因を調べるために、

  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 心エコー検査
  • 血液検査
  • 必要に応じてホルター心電図

などを行います。

原因によっては、専門医療機関でさらに詳しい検査をご案内することもあります。


日常生活で気をつけたいこと

息切れが気になる方は、

  • 血圧や体重を定期的に測る
  • 塩分を摂り過ぎない
  • 禁煙する
  • 無理のない範囲で運動を続ける
  • 持病の薬を自己判断で中止しない

ことが大切です。


当院の考え方

息切れは「年齢のせい」と思われがちですが、心臓や肺などの病気が原因となっていることも少なくありません。

当院では、症状の経過や生活背景を丁寧に伺い、必要に応じて心電図や心エコー検査などを行い、原因に応じた適切な診療につなげています。


まとめ

✅ 息切れは加齢だけが原因ではない

✅ 心不全や弁膜症、不整脈などが原因になることがある

✅ 足のむくみや胸痛を伴う場合は早めの受診を

✅ 心電図や心エコー検査で原因を調べることができる


当院からのメッセージ

「年齢だから仕方ない」と思っていた息切れの原因が、治療できる病気だったというケースもあります。

以前より息切れしやすくなったと感じたら、お気軽にご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

息切れが「いつから」「どのような場面で」「どれくらい続くのか」を記録して受診すると、診断の大きな手がかりになります。

また、急激に悪化した息切れや胸痛を伴う場合は、様子を見ずに速やかに医療機関を受診しましょう。


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次回予告

足のむくみは心臓が原因かもしれません

~夕方になると足がむくむ、その症状の裏に隠れている病気について解説します。

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