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第1635回:院長ブログ:コレステロールが高いと心臓はどうなる? ~LDLコレステロールと動脈硬化、心筋梗塞との関係~

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第1635回:院長ブログ:コレステロールが高いと心臓はどうなる? ~LDLコレステロールと動脈硬化、心筋梗塞との関係~

この記事でわかること

✅ LDLコレステロールとは何か

✅ コレステロールが心臓病につながる仕組み

✅ 放置するリスク

✅ 心臓を守るための対策


LDLコレステロールとは?

コレステロールは細胞やホルモンを作るために必要な脂質です。

その中でもLDLコレステロールは、増えすぎると血管の壁に入り込み、動脈硬化を進める原因になります。

一方、HDLコレステロールは余分なコレステロールを回収する働きを持っています。

つまり大切なのは、LDLコレステロールを適切な範囲に管理することです。

 

 

 

 

 

 

【図1:LDLコレステロールが動脈硬化を起こす仕組み】


コレステロールが高いと何が起こる?

LDLコレステロールが高い状態が続くと、血管の内側にコレステロールがたまり、動脈硬化が進行します。

その結果、

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 末梢動脈疾患

などの病気を引き起こす可能性があります。

初期にはほとんど自覚症状がないため、健康診断で指摘された段階から対策を始めることが重要です。


放置すると危険?

「少し高いだけだから」と放置すると、動脈硬化は少しずつ進行します。

ある日突然、

  • 強い胸の痛み
  • 息切れ
  • 脳梗塞

など、重大な病気として初めて気づくこともあります。

特に、

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 慢性腎臓病(CKD)

がある方では、リスクがさらに高くなります。

 

 

 

 

 

 

【図2:LDLコレステロールを放置すると起こり得ること】


LDLコレステロールを下げるには

まずは生活習慣の見直しが基本です。

  • 飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を摂り過ぎない
  • 野菜・海藻・大豆製品・魚を積極的に取り入れる
  • 適度な運動を続ける
  • 適正体重を維持する
  • 禁煙する

生活習慣だけで十分に改善しない場合や、心血管リスクが高い方では、コレステロールを下げる薬による治療を検討します。


病院ではどんな検査をするの?

コレステロールの状態だけでなく、心血管リスク全体を評価するために、

  • 血液検査
  • 血圧測定
  • 心電図
  • 必要に応じて心エコー検査

などを行います。

年齢や持病、過去の病歴も踏まえて、目標となるLDLコレステロール値を決定します。


当院の考え方

LDLコレステロールは「症状がないから大丈夫」と考えられがちですが、将来の心筋梗塞や脳梗塞を予防するためには、早い段階からの管理が重要です。

当院では、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせながら、一人ひとりのリスクに応じた治療をご提案しています。


まとめ

✅ LDLコレステロールが高いと動脈硬化が進みやすい

✅ 狭心症や心筋梗塞の原因になる

✅ 自覚症状がなくても管理が重要

✅ 食事・運動・禁煙と必要に応じた薬物療法が予防につながる


当院からのメッセージ

健康診断でコレステロールが高いと指摘されたら、症状がなくても一度ご相談ください。

将来の心臓病や脳卒中を予防するためには、早めの対応が大切です。


院長のワンポイントアドバイス

コレステロールは「今の体調」ではなく、「将来の血管」を守るために管理する数値です。

健康診断で異常を指摘されたら、そのまま放置せず、ご自身に合った目標値について医師と相談しましょう。


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