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第1636回:院長ブログ:動脈硬化とは? ~「血管の老化」はどう進む?原因・予防・改善のポイント~

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第1636回:院長ブログ:動脈硬化とは? ~「血管の老化」はどう進む?原因・予防・改善のポイント~

この記事でわかること

✅ 動脈硬化とは何か

✅ 動脈硬化が進む仕組み

✅ 動脈硬化を進める危険因子

✅ 今日から始められる予防法


動脈硬化とは?

動脈硬化とは、血管の壁が厚く硬くなり、血液の流れが悪くなる状態です。

若いうちは柔らかく弾力のある血管も、加齢や生活習慣病などの影響を受けることで徐々に変化していきます。

さらに、血管の内側にはコレステロールなどがたまり、「プラーク」と呼ばれる盛り上がりが形成されます。

このプラークが大きくなると血管は狭くなり、破れて血栓ができると、血流が急に途絶えてしまうことがあります。

 

【図1:動脈硬化が進行する仕組み】


動脈硬化が原因となる病気

動脈硬化は全身の血管で起こるため、さまざまな病気につながります。

代表的なものは、

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 末梢動脈疾患(PAD)
  • 大動脈瘤・大動脈解離

などです。

症状が現れたときには、すでに動脈硬化がかなり進んでいることも少なくありません。


動脈硬化を進める危険因子

動脈硬化は一つの原因ではなく、複数の危険因子が重なることで進行します。

主な危険因子は、

  • 高血圧
  • LDLコレステロール高値
  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 肥満
  • 運動不足
  • 慢性腎臓病(CKD)
  • 加齢
  • 家族歴

です。

これらを早い段階から管理することが、将来の心血管疾患予防につながります。

 

【図2:動脈硬化を進める主な危険因子】


動脈硬化は改善できる?

一度進んだ動脈硬化を完全に元へ戻すことは簡単ではありません。

しかし、

  • 血圧を適切に管理する
  • LDLコレステロールを下げる
  • 血糖値をコントロールする
  • 禁煙する
  • 適度な運動を続ける
  • バランスの良い食事を心がける

ことで、進行を抑え、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを減らすことが期待できます。


病院ではどんな検査をするの?

動脈硬化のリスクを評価するために、

  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 心電図
  • 心エコー検査
  • 必要に応じて頸動脈超音波検査やABI(足関節上腕血圧比)検査

などを行います。

年齢や持病、症状に応じて、必要な検査をご提案します。


当院の考え方

動脈硬化は、自覚症状がないまま進行することが多い病気です。

だからこそ、健康診断や定期的な検査で危険因子を早めに見つけ、適切に管理することが大切です。

当院では、高血圧・脂質異常症・糖尿病などを総合的に診療し、動脈硬化の予防と心血管疾患の早期発見に努めています。


まとめ

✅ 動脈硬化は血管が硬く狭くなる病気

✅ 心筋梗塞や脳梗塞など重大な病気の原因となる

✅ 高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙などが危険因子

✅ 生活習慣の改善と適切な治療が進行予防につながる


当院からのメッセージ

動脈硬化は「症状がないから安心」ではありません。

健康診断で生活習慣病を指摘された方は、将来の心臓や血管を守るためにも、一度ご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

動脈硬化は数年ではなく、何十年もかけて進行する病気です。

毎日の血圧管理、禁煙、適度な運動、食生活の見直しといった小さな積み重ねが、将来の心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。


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